6月8日 (木) 記入
体重:58.5kg 体脂肪率 23.3%
今日、1年ぶりにガリガリくんを食べた。
去年1年間、アイスは森永のアイスボックス(13kcal)以外食べない!と決めていたから1年ぶりです。
1年ぶりに食べたガリガリくん(みかん味・66kcal)は甘酸っぱくておいしかったです。
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私は2年かけて減量したのですが、去年1年間は「何もかもをダイエット中心にして生活する」と決めて過ごしました。
夫にも相談しました。
・1年間ダイエットに集中したい。
・外食は糖質を抑えられるステーキや焼肉、居酒屋が多くなる。
・上手に料理ができるかわからない。ワンパターンになるかもしれない。
・食べ物の質を上げたり、高たんぱくにしたいので食費が今までよりも上がる可能性がある。
・色々とストレスや迷惑がかかるかもしれない。
・でも、1年が終わったからといって元の太る生活にはもう戻れない。
というような内容でした。
夫は快諾してくれて、「食費なんていくらでも出すから気にしないでいい」「自分も筋トレをがんばる。同じ食事(+α)を食べるから夫婦でメニューを変えなくてもいい」と言ってくれました。
「なんならライザップ、おごるよ!」とまで言ってくれました(笑)
そして、去年1年間、ケーキもチョコもから揚げも餃子もアイスもスナック菓子もパンもパスタもピザもラーメンも(デブいなーw)
肉を400g食べる日はあっても「食べないと決めた食べ物」は1口たりとも食べなかったのです。
気分が盛り上がったので、GWなどの長期休暇もわざと「旅行にはいかずに毎日ジムやヨガに行く挑戦」をしました。
ストイックな追い込みではなく、「なんかいつもと違う過ごし方がおもしろいから」という遊び感覚でやりました。
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(太っていた頃のTシャツと今着ているTシャツ)
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長い人生、たとえば「ケーキを1つも食べない1年」があっても面白いんじゃないでしょうか。
去年1年間、クリスマスにも誕生日にもケーキを1つも食べませんでした。
本当はダイエットルールでもそこまでストイックに禁じてはいませんでした。
別に特別な日くらい食べてもよかったんです。
でも、「食べなかったらどんな気持ちになるんだろう」という好奇心と、何か精神的なけじめをつけたくて食べない事に決めました。
もちろん他のごちそう(肉やちょっといいフルーツ・チーズなど)は食べました。
そして本当にケーキを食べなかった結果。
現在の私が「やっぱりあの日、ケーキを食べればよかった…」と後悔していると思いますか?
今になってみると「パーティーでケーキを食べなかったこと」が妙におもしろい思い出になっています。
この文章、読み返してみると滑稽ですらあります。
そんなに私にとってケーキって大ごとだったのかと。
執着しすぎていたんでしょうね。
去年のクリスマスの夜、私は不思議な気持ちでベッドに入りました。
クリスマスにケーキを食べなかった事って、もしかして生まれて初めてじゃないだろうか。
ケーキ…ケーキか…。
ケーキという食べ物ねぇ…。
「食べ物」にそんなに振り回されている自分。
「クリスマスの日、ケーキを食べないこと」を選択した自分。
(今後はもう少し食べ物となかよくできるかもしれない)と思いました。
「食べたい」と思っている時は、まるで「食べないと死ぬ!」「食べないと何かがおさまらないんだ!」というような切羽詰った衝動がありました。
だけど、死ななかったし、食べ終わっても何もかもがおさまるわけでもなかった。
衝動のまま食べた数分の快楽の後は、満腹感と後ろめたさ、虚しさがあるだけでした。
クリスマスにケーキを食べなくても、何の問題も起こらなかった。
空腹に苦しむこともなかったし、重度のストレスがかかることもなかった。
「最大限に食べなくては、なんだか損する気がする」というおなじみの謎のデブ思考は本当は少しはありました(笑)
だけど何の損害もありませんでした。
ちょっと不思議な感覚があっただけです。
「わ、いつもと違うことをしている」というワクワクドキドキ感すらありました。
別に、「ストイックにやれ!絶対にケーキを食うな!」と言っているわけではないんです。
むしろ「1ヶ月で4kg痩せる!」なんていうほうが異常にストイックな決心なんです。
「何年も太って過ごしてグズグズしているくらいなら、長い人生のうちたったの1~2年、ダイエット中心に生活するっていう変わった人生を過ごすのもおもしろいかも」
と視点を変えてやってみると案外肩の力が抜けていいかもしれません。
というお話でした。
「1年間だけ、いつもと違う生活をしてみる」
それだけで、私の人生は文字通り「見違えるほど」変わりました。
(うまいこと言った笑)